JX金属は4日、川崎市の賃借事業所で行っている銅合金条スリット加工機能を、群馬県館林市の自社所有拠点に移転すると発表した。自社所有拠点に移すことで機動的な生産増強を可能にしたい考え。同時に生産設備の更新・増強も実施し、生産能力と製品品質を向上。顧客の7割が集まる東北地域や北支熱地方とのアクセスも向上し、輸送がスムーズになるメリットもある。