日本製鉄は3日、21年4~12月期連結決算(IFRS)を発表した。事業利益は7437億円(前年同期は331億円の赤字)となった。鋼材の販売量回復、価格上昇などを受けて、過去最高水準を維持した。通期の事業利益見通しは過去最高の8千億円で、前回(昨年11月)公表値を据え置いた。一方、第4四半期(1~3月)の利益水準は560億円程度となる見通しで、...