日本アルミニウム協会がまとめたアルミ圧延品の需要部門別特殊分類出荷実績によると、2021年暦年の自動車用アルミ圧延品出荷量は、前年比15%増の32万7180トンだった。乗用車や熱交換器向けが上期を中心に好調だったほか、二輪車向けが5割増を記録。コロナ前の19年実績には4千トン及ばなかったが、V字回復を見せた。 品種別では板類が19%増の19...