日本製鉄の名古屋製鉄所(愛知県東海市)で第3高炉の改修工事が始まった。30日未明に炉の吹き止めを行い、翌31日に着工した。工期は約130日間とし、6月上旬に再火入れする計画だ。 名古屋製鉄所は自動車用鋼板の主力製造拠点。高炉は通常2基が稼働している。改修中は高炉が1基体制となり一時的に生産能力が低下するが、備蓄した鉄源の活用などで製品の安定...