日本電線工業会は2021暦年(1~12月)の銅電線出荷統計(推定値)を発表した。全体量は63万3279トンで前年比0・6%増。前半堅調だった自動車・電気機械向けが支えるなどして、2年ぶりの前年超えとなった。コロナ影響などから低水準だった前年比で微増となっており、出荷水準としては改善はしているものの、回復しきってはいない状況にある。 分野別の...