昨年、鋼材だけでなく樹脂や塗料など副資材も急激な値上がりに直面した。配管向け加工管メーカーでは現在も普通鋼やステンレス鋼の母管をはじめ、ライニング用の塩ビ樹脂、現場人員確保のための人件費など、あらゆる諸コスト上昇への対応に追われている。素材メーカーが価格面で強気の姿勢を維持しているため、加工賃単価を引き上げざるを得ない状況。コロナ禍で着工が...