調整局面が続いていた熱延コイルの輸出市場で価格反発の兆しが出てきた。今週に入りベトナムや欧州、トルコ市場など各地で買い手側の成約意欲が強まり、これまで市況を押し下げていたインドミルはオファー止めした。原料炭のスポット市況も再上昇しており、今後の需要回復期待と採算改善に向けホット市況は近く800ドル台へ向かいそうだ。