東京製鉄は17日、2月契約の鋼材販売価格を全品種で前月比据え置くと発表した。全面据え置きは3カ月連続。アジアの製品市況は依然弱基調だが、原料や半製品に反発の兆しが出ている。建設内需は設備投資の〝国内回帰〟もあり増加が見込めるものの、条鋼類の荷動きは鈍く、市況上昇の勢いも乏しい。タイト感のある厚板や、在庫の多い薄板類を含め「前月の販価発表から実...