日本磨棒鋼工業組合(理事長・多田茂大一機工社長)によると、2021年暦年の磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線の生産実績は98万5812トンとなった。前年比では2割超の増加となったが、コロナ前の19年対比では96・6%の水準にとどまった。コロナ禍からの回復は鮮明となったものの、急速な回復で半導体や部品などのサプライチェーンが混乱し、主な需要先であ...