昨年は、競争力強化を目的とした生産設備構造対策の一環で、和歌山地区の第1高炉、第5コークス炉、第5―1焼結機と、尼崎地区のプレスベンド鋼管工場を、9月末で休止した。長きにわたりこれらの設備に関わってきた方々に敬意を表し、休止まで大きな事故なく稼働させてくれたことに感謝する。 今年の課題の一つが「生産の安定化と収益力の強化」だ。まずエネルギー...