日商岩井に入社後、主に線材と特殊鋼を長く歩んできたが、初めての海外駐在となった1992~97年のインドネシア・IWWI時代の印象が深く心に残っている。 当時は社内公用語がインドネシア語で取引先も8割が現地企業。設備導入やローカル企業との価格交渉など、各方面で奔走し仕事の幅を大きく広げる経験となった。販売・購買といった営業だけでなく、作業服で...