LME(ロンドン金属取引所)ニッケル価格が続伸し、2012年2月以来、およそ10年ぶり高値となるポンド当たり9・8ドル台をつけた。ステンレスや電池向けの需要が順調に拡大している中、足元のLME在庫の減少傾向の継続と、今後の電気自動車市場の伸長に伴う電池向け需要の拡大期待が買い材料となっているもよう。