2021年の関西地区の店売り薄中板市場は、メーカーの大幅な値上げ(熱延がトン当たり累計6万円、酸洗・冷延・めっきが同6万5千円)や市中在庫減など激動の1年だった。関西地区は他地区と比べて輸入材比率が高く、輸入材もひっ迫しており入着難でナイモノ高が顕著となった。それに伴いコイルセンター(CC)の店売りの定尺相場(無規格、CC販売価格)は過去最高...