銅スクラップは銅分の高い上物類を中心に需給ひっ迫が続く。板条をはじめとする伸銅メーカーとスクラップを取り扱う原料問屋間で結ぶ2022年1~3月期長期契約において、1号銅線や新切上銅の需要家は納入量の増加を希望したものの、数量条件は前四半期比で横ばいが中心となった。市中の品薄感の強さや1月以降の発生回復量が不透明だったことが契約内容に影響した...