高炉メーカーがコスト削減や省力化を目的に、ドローン(無人航空機)を製鉄所で本格的に活用し始めている。煙突や屋根裏といった高所・狭所の点検作業や広範囲の在庫量計測など活躍の舞台は多岐にわたる。近年は実証試験から実用段階への移行が進んでおり、2022年は空からの業務改革が本格化する年になりそうだ。(石川 勇吉)