コロナ禍で鉄筋用小棒の21年度内需は670万~680万トンの水準が見込まれる。22年度は首都圏で下期から再開発案件や設備投資が見込まれるが、地方は需要回復の兆しが乏しい。 カーボン・ニュートラルを目指す世の中は、鉄スクラップの付加価値を高める。特に高炉の使用増は価格の上昇要因。さらに合金鉄など諸資材も軒並み価格上昇が懸念される。 鉄鋼業では...