鉄筋需要は昨年比で5%程度増えるのではないかと期待している。ただ、それでも小棒全体で年800万トン台の内需に戻るかどうかという水準だ。過度の期待はできない。一方、鉄スクラップは高値推移が続くだろう。金額ベースの歩留まりは悪化しており、合金鉄・電力代など諸コストも上昇している。これまで以上のスプレッドが必要になっている。 国内鉄鋼事業は鉄スク...