東京製鉄は20日、来年1月契約の鋼材販売価格を全品種で前月比据え置くと発表した。全面据え置きは2カ月連続。海外市況は弱基調だが、輸出価格には底入れ気配が見られる。国内の建材需要は底堅く、鋼板類も厚板にタイト感が強い。一方、薄板は自動車メーカーの減産で在庫が増加傾向だが、年度末に向けて需給安定を期待する。製造コストの高止まりが見込まれることもあ...