JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区(岡山県倉敷市)の第4高炉の改修工事が完了し、13日に再稼働した。約500億円をかけて昨年4月に着工。操業再開は約1年8カ月ぶりで、倉敷地区はコロナ禍前の通常の高炉3基に操業体制を戻した。今年6月に増設した4基目のスラブ連続鋳造機とともに生産能力を上げ、一段の競争力強化を目指す。 一般的に高炉は、火入れから...