中国・宝山鋼鉄は先週10日、来年1月の国内販価を発表した。熱延・冷延コイルなどほぼ全品種が据え置きとなる。 部品不足などによる自動車メーカーの減産により薄板需給が緩和傾向にあり、自動車用鋼板を主力とする宝山も前月の12月販価ではほぼ全品種で200~300元(約3600~5300円)の値下げを余儀なくされていた。 中国鋼材マーケットの需給緩和...