全国厚板シヤリング工業組合がまとめた10月の鋼板流通調査によると、出荷量は前月比2・4%減(前年同月比5・8%増)の15万6044トンだった。 実働日数が平常化し、年度下期の需要シーズン入りしたにもかかわらず9月実績を下回ったことで秋需が不発だったことをうかがわせる。 前年同月比では8カ月連続増となった。昨年も、コロナ禍影響による最悪期を脱...