――2022年3月期の連結事業利益は8千億円と過去最高を更新する見通し。直近の最高益4713億円(旧日鉄日新製鋼との合算)を計上した14年度に比べ、事業環境が必ずしも芳しくない中で最高益を更新する見込みです。 「鋼材の需要環境、生産水準、原料コスト、品種構成などを見れば、事業環境としては今年度の方が圧倒的によくない。粗鋼生産でいえば800万ト...