住友電工は2022年のワイヤハーネス受注量が、20年実績比で3割増になると見通している。減産していた自動車の挽回生産関連需要を捕捉するとともに、欧米系自動車会社向けでの採用拡大なども後押しして、過去最高の受注量確保を見込む。その対応に向けて、東南アジアなどの製造拠点で増産体制を敷いている。