三菱マテリアルが来年1月1日から銅板条の加工賃を値上げする。電気やガスなどのエネルギーコスト上昇などに伴い、利幅が圧縮していた。一方、足元は自動車や半導体関連の需要が旺盛で需給がひっ迫。顧客が供給増を求める中、増強投資を始めているが、金属価格などの高騰に押されて設備導入費用も上昇している。今後も安定供給を実現するため、利幅を戻す必要があった...