古河電工と京都大学は16日、高温超電導線材を磁場中で使用する際の電力損失を大幅低減することに成功したと発表した。両者はイットリウム系の酸化物高温超電導線材の構造や形状などを工夫。交流電流を流した際に発生する磁力による電力損失を約20分の1に抑えた。モータや発電機をはじめとする磁場が発生する電気機器の効率向上や小型・軽量化に貢献。航空機電動化...