中部電炉の鉄スクラップ購入価格が11日、さらに500円続落した。直近2週間で原料相場は2500円反落。市況安に歯止めがかかっていない状況だ。 発生不足を背景に、電炉各社は買値を都度引き上げ、入荷を促進。実勢相場は輸出価格を上回る独歩高の状態が続いた。 H2は一時、6万円際にまで達したものの、10月末に状況が一変する。買値を引き上げても入荷が...