鉄筋コンクリート造(RC造)の主要部材となる異形棒鋼の関東市況が2千円続伸し、ほぼ13年ぶりに9万円台半ばに達した。主原料の鉄スクラップ急騰に伴い電炉メーカーの値上げ姿勢が強固なため、一部の大手ゼネコンが新値を受け入れるなど高値寄りでの展開となっている。ただ10月までに中小物件向けを扱う特約店の多くが手じまいを進めたため、様子見に転じる需要...