室町時代、山口県に本拠を置いた守護大名の大内氏に愛され、将軍足利義政らにも献上された国の重要文化財「芦屋釜」。その復元品や創作品の展示会が、11日から東京都港区新橋のアートギャラリー閑々居で開かれる。製作者は今年4月に「鋳物師(いもじ)」として独立した福岡県遠賀郡芦屋町在住の樋口陽介氏。江戸時代に途絶えたはずの技法を、試行錯誤を繰り返し現代...