欧米重電大手向け方向性電磁鋼板(GO)の来年上期積み輸出商談は、需給ひっ迫と海上運賃(フレート)の高騰を反映し大幅値上げを求める展開になりそうだ。FOBベースで数百ドル規模の価格引き上げを図りつつ、コンテナ船で400ドル前後も上昇したフレートを反映させる形で、CFRベースではトン当たり4千ドル台も視野に入れ交渉が進むものとみられる。 GOが...