上海先物市場で鋼材の取引価格が急落している。25日に熱延コイルはトン当たり5200元台、異形棒鋼は4800元台へと値下がりし、8月から取引が始まった来年1月限月では最安値を記録した。 中国政府が石炭価格へ介入すると伝わったことや、不動産業界の信用不安による条鋼建材への影響を懸念した売りが広がった。ただ鋼材輸出の抑制で国際市場への波及は限定的...