神戸製鋼所は、鉄鋼製造過程で発生する副産物の製鋼スラグを使い、二酸化炭素(CO2)を固定化する技術の開発に乗り出す。カルシウムなどのアルカリ成分を含むスラグはCO2と反応しやすく、CO2固定化の有望技術として注目されている。ただ固定化後に生成する炭酸ナトリウム(炭酸塩)の品質向上などが課題とされる。神戸製鋼は炭酸塩の純度向上技術などを開発し、...