日本製鉄の中村真一副社長は8日、大手需要家向け(ヒモ付き)取引で、受注前に供給数量や価格等の条件を事前に決める先決め方式への移行について「現在交渉を進めているが、徐々に顧客の理解を得つつある」と述べ、商慣行の見直しに向け一定の成果が出ていることを明らかにした。契約期間の短縮についても「顧客と相談しながら進めていきたい」と語り、半期単位で値決...