オーストラリア4位の鉄鉱石サプライヤーで、丸紅が15%の権益を持つロイヒル鉄鉱山(西オーストラリア州)がアジアの鉄鉱石市場で存在感を増している。年間生産規模はすでに日本の年間需要量の5割強に相当する6千万トン(2020年)。操業開始から5年余りでの到達に対し、市場関係者は「驚異的な成長」と太鼓判を押す。ロイヒルは7千万トンへの拡張計画を進める...