長引くインドの不需要期や世界的な自動車減産の影響で、アジアの熱延コイル市況が下落基調を強めている。インドやロシア勢のホット輸出はトン当たり800ドル台前半のオファーが出始め、底値が切り下がったことでホット市況の大勢は4月に付けた1千ドル台を半年ぶりに割り込んだ。 インドではモンスーンで建材需要が停滞し、正月に相当するディワリ明けに工事現場が...