日銀が1日発表した企業短期経済観測調査(短観、9月調査)によると、鉄鋼業の業況判断指数(DI)は、大企業・製造業でプラス13となり、6月の前回調査(5)を8ポイント上回った。鋼材価格上昇などを背景に景況感の改善がうかがえる。一方、3カ月後についてはプラス7に低下。自動車メーカーの減産など不安材料が台頭してきたことで、先行きについては慎重な見...