JFEスチールは29日、国内4地区の製鉄所にある全5基の熱延鋼板ラインに、ビッグデータ解析技術を駆使した設備異常の予兆検知システムを配備したと発表した。2018年度から段階的に導入を進めていたもので、開発費も含む総投資額は約7億円。設備トラブルの未然防止で生産性を高め、5ラインの合計で年間10億円以上の収益改善を目指す。 全熱延ミルに導入し...