日本製鉄は10月契約分から国内向けステンレス形鋼(アングル、チャンネルなど)を約15%追加値上げする。今年に入り値上げは3回目。前回の6月契約分の値上げ(約10%)の後も主原料であるニッケル、クロム価格が上昇し、高止まりしている。資材費、電力・エネルギー費、物流費など諸コストも上昇し、事業環境は厳しさを増しており、生産性向上などの自助努力だ...