ドイツ高炉最大手のティッセン・クルップ(TK)は、デュースブルグ・ヒュッテンハイムの厚板工場を今月末で閉鎖する。3月に公表していた合理化を実行に移し、ベルギー・アントワープ工場に厚板生産を片寄せする。 TKによる厚板能力削減で、すでにスウェーデンを本拠とするSSABなど他の厚板メーカーにも注文が寄せられ、欧州域内の厚板需給が引き締まる一因と...