関西地区における薄中板の在庫率は微増傾向にあるが、依然として低水準が続いている。国内外のメーカーからの供給が大きく改善されない中、建築関連を中心に荷動きが回復すれば、在庫率が再び減少するとの声が市中からは聞かれる。 関西コイルセンター(CC)工業会と大阪鉄鋼流通協会(OSA)薄板部会が毎月まとめている流通動態調査によると、6月以降は全品種(...