ロシア高炉大手のノボリペツク製鉄(NLMK)は14日、方向性電磁鋼板(GO)の品質を高めるレーザー照射の年産能力を5万4千トン引き上げたと発表した。子会社のVIZシュタールを含め同ラインは4基目となる。 NLMKグループはロシア唯一の電磁鋼板メーカーで、世界シェア10%程度を握るとされる。昨年の電磁鋼板販売量は55万トンで、うちGOは28万...