東南アジア鉄鋼協会(SEAISI)は、域内各国における電炉や表面処理鋼板ラインなどの新設状況をまとめた。新型コロナウイルスの感染拡大により一部では設備新設の工事が遅延しているものの、現地企業による能力拡大は着々と進んでいる。 SEAISIによると、フィリピンでは地場鉄鋼最大手のスチール・アジアがセブ州コンポステラに新設する年産能力80万トン...