日産自動車は、早稲田大学と共同で、電動車用のモーター磁石からレアアース化合物を高純度で効率良く回収するリサイクル技術を開発し、2020年代中頃の実用化を目指した実証実験を開始したと発表した。レアアース酸化物を少量・低温で溶融でき、高い割合で回収できる安価なホウ酸塩系のフラックスを採用し、モーターで使用されたレアアースの98%を回収できること...