日本製鉄は3日、2020年度の生産プロセスでの二酸化炭素(CO2)排出量が前年度比19%減の7600万トンになったことを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大で生産活動が大幅に低下したのに伴い、排出量は大幅に減少した。一方、生産減による生産効率の低下が響き、排出原単位(粗鋼生産1トン当たりの排出量)は2・09と19年度の2・04に比べ悪...