2015年から16年にかけて米国とインドで相次いだ対日案件の熱延コイルや厚板、冷延鋼板に対するアンチダンピング(反不当廉売=AD)措置が見直し調査(サンセットレビュー)の時期を迎えている。発動当時と変わり、今は世界的な「鉄不足」の状況だが、両国とも保護主義的な姿勢が強く、ADが撤廃に至るかは予断を許さない。早ければ月内にも印商工省は措置の存廃...