鴻池運輸は31日、製鉄所内の搬送過程でこぼれ落ちた鉄鉱石の清掃業務を効率化するため、無線で遠隔操作できる「落鉱回収装置」を開発したと発表した。同社は高炉メーカーから落鉱回収業務を請け負っている。開発装置の導入でこれまで人手に頼ってきた作業を機械化し、所要時間の短縮や労務負荷の軽減につなげる狙いだ。まずは日本製鉄の東日本製鉄所鹿島地区(茨城県...