首都圏(1都7県)の鉄骨ファブリケーターの稼働率が回復傾向を見せ始めた。直近4~7月の鉄骨需要量(換算鉄骨量)は前年同期比42・5%増の171万120トンと大幅に伸び、秋以降の鉄骨製作活性化を裏付ける結果となった。ただ、受注額の半分近くを占める厚板やコラム、H形鋼といった鋼材費が急騰して、ファブの経営を圧迫。一部品種の供給不足も相まって失注...