鉄筋最大手の共英製鋼(社長・廣冨靖以氏)は23日、9月の鉄筋(異形棒鋼)販売価格をトン当たり9万円で据え置く、と発表した。3カ月連続の据え置き。需要は低水準だが、鉄スクラップ価格の高止まり、さらに合金鉄など副資材価格の上昇などもあってコスト高が続いており、同社はこれまでの値上げの市況への浸透を目指し、販価を維持する。 鉄スクラップ価格は指標...