半製品・スラブの国際市場で供給不足が深刻化している。「売り手不在」の状況が続き、スラブを外部から調達する単圧メーカーが生産に支障をきたす可能性も出てきた。アジア圏では価格が500ドル台前半へと急騰し2年ぶりの高値を付けているが、スポット取引では成約自体が成り立たずノミナル相場と化しつつある。 スラブはもともとサプライヤーが限られており、主要...