全国コイルセンター工業組合がまとめた6月の流通調査によると出荷量は前月比21・8%増(前年同月比39・1%増)の130万2701トンとなり、3カ月ぶりに前月実績を上回った。実働日数が平常化したことに加え、自動車をはじめとする薄中板需要が堅調に推移していることが背景にあるとみられる。 前年同月比では40%近い大幅増だったが、昨年5、6月は新型...