東アジアにおける鋼材需給のひっ迫を背景として、普通鋼鋼材輸入量の減少が続く。5月からは輸入量が前月比2割減と急減し、2021年(暦年)の普通鋼鋼材輸入量は420万トン前後となる見通し。コロナ禍前の19年の輸入量517万トンに比べ100万トン近い減少となり、コロナ禍が影響した20年の414万トンと同水準にまで落ち込む可能性もある。一方、今年秋か...